BL備忘録。プラスα

BL本のレビューなど。モバイル機器や競馬も好きなのでそういう話題もあるかと思います。

ヘンリーカヴィルが劫火に焼かれていてツライ

完全にひとり言です。まっったくPOPではありません。

 

 #metoo運動でセクハラ告発が相次いで、中には子供が被害にあっていた。

許される事ではありません。

私も小学4年の時、身近な人物から突如として性暴力をふるわれ、親にも誰にも言えず、中学1年の途中に解放されるまでの期間は、控えめに言っても暗黒の時代、暗黒の世界でした。

人並みに初デート、初キスみたいな青春を送れなかった事に対して加害男性をずっと憎んできましたし、#metooのような大きな動きじゃなくても加害男性にかましてやりたい気持ちが今もない訳ではありません。

私は小柄でオッサン受けのいいぽっちゃりタイプだった(過去形。今はどすこいタイプ)し大人しそうに見えるらしく、痴漢被害にも数多く遭っています。

とりわけ忘れられないのが、小学3年の時、下校途中にある小さなアパートで中年男性に声をかけられた出来事です。

「オジサン困ってるから、お嬢ちゃん手を貸してくれないかな」

この時点で怪しさ全開なのですが子供だったのでよく解らず階段の踊り場みたいなところへ歩かされ、男性に背中を向ける格好で手摺に掴まって、少し前屈みになってくれと指示されました。

そしてそのまま背中に跨るような形で男性が体重を預けてきたのです。

お尻などには一切触れられていません。言うなればお馬さんごっこのような状態で、手は手摺を掴まったままで完全に体重を乗せられている訳でもない、意味不明な格好でした。しばらくそのまま、男性は体を揺する仕草を見せましたが、アレの感触はなかったと思います。

それでも大人の今ならあれは背中ズリだったのでは!?と見当がつくのですが、当時は訳がわからず怖かったです。

意味不明すぎて親にも誰にも言いませんでした。イタズラされてるってピンとくるまで何年もかかりました。

成人してからも

「お菓子あげるからどっか行こうよ」

とか、自宅近くで通り魔未遂にも遭っています。

ですので、被害にあって、憎い、辛い、悲しい、それから踏みにじられた怒り、分かりすぎるくらい分かります。決して、皆が同じように感じているわけではないので、全てを理解しているとは言いませんが。

そんな私が二十年以上かけて出した答えは

その時、気付いて助けてほしかった

です。

今はもうどうでもいい。時間を巻き戻して、あの時、助けてほしかった。

先ほど、加害男性にかましてやりたい気持ちがない訳ではない、と書きましたが、今救われても、それは全体の傷からいうと1%程度にしか救われないだろうと私は感じています。

それでもその1%のために戦いたいという女性がいて、それは立派な行為だとは思うのですが、私はその1%の為に被害者の私をクローズアップされる事は望みません。

パーセントについては全くもって個人差だと思うのですが、被害を訴えない女性の多くは、近い思考なのでは、と感じています。被害者の名乗りを上げると容姿たたきが必ず付き纏いますしね。

そんな、まぁまぁハードな過去を持つ私ですが、恋愛観としてはやはり、男性にリードしてほしいし、アプローチもそっちからでしょ、的な価値観も多分に持ち合わせています。もっとぶっちゃけると、生活を支える収入は男性に多く得てほしいし、ヤクザに絡まれたら体張って助けてほしいし、力仕事も全部やってほしいし、押し売りも追い返してほしいし、ゴキブリも退治してよ、とナチュラルに考えてしまうところがあります。決して実生活で不躾に要求したりしませんけど(うちの旦那はゴキ見ると真っ先に逃げるし押し売りも自分であしらうしテレビの配線も自分でやる)、そこはそれ、口に出さずとも、男性が女性にたいして、贅沢せず料理上手で床上手は最高だなーと思い付きがちなのと似たようなものです。だからただの戯れ言です。

 

それで上記ほど明確に言語化されていなくても「意中じゃない相手からはアプローチはごめんだけど意中の人は私の好意を汲み取ってお膳立てして全て格好良くきめて!」みたいな女性心理が男性にとって「そんなのわかんねーよ」「ダブスタだろ」「どうせイケメンは許されるんだろ」というふうに混乱させているんだろうなと感じています。

 

今回のヘンリーの発言「犯罪者に思われるからうかつに近寄れない」はその辺の率直な気持ちじゃないのかなと私は考えています。

有名人がインタビューで放つ言葉じゃないと言われればそれまでなんですが、しかし、さも強姦欲求から出た言葉と取られてしまっては、言葉狩りではないか?と思います。

あと、「自分の周りでは起きてない。危うい時は声がけしてきたし、我が身を振り返っても心当たりがないと思う」っていうのも、個人としてはそれで充分だろうと感じています。スーパーマンを演じているからって、彼はスーパーマンじゃないし、Instagramの投稿など見ても幅広い交友関係すら持っていなさそうな、世界的に有名な俳優としては手の届く範囲にしか彼の世界はなさそうな、小さなキャパシティーしか持っていないように見えます。だって投稿と言えば犬、トレーニング、番宣、犬、犬とトレーニング、でほぼ占められていますからね。去年の夏前から付き合いだした彼女どうした!?っていうぐらい基本の生活は一人と一匹暮らしです。見せていないところで女遊びなどもしているでしょうが、表には出ないので(それこそ#metooの流れで通常のお付き合いの範囲を逸脱した不法行為をしていたならとっくに出てるだろう)われわれが邪推するほど派手ではないのだろうなと思います。(彼が隠れゲイで、だから私生活を明かさないのでは?という種類の邪推もありますし腐女子としてはむしろドンと来い!!ですが、その線も薄そう。)

 

もちろん、解っています。今はハリウッド一丸となってこの#metoo問題を解決に導いて、ひいては女性及び立場の弱い人間の性的被害をなくしていこうという時に、何勝手に「いち抜けたー。俺はやってないもーん」じゃねえよ!?っていう怒りがある、というか、謝罪文出してもそうじゃねーよ!?弱い立場を本気で考えた事ないよね!?って思われているのは。

でも、それこそネズミ一匹漏らさず的に全員が同じ方向を向くのは無理だと思うんですよ。

そこで思考停止するなと言われようと、やっぱり思考、思想はどうしたって一つにはなりません。

私が前半に書いたような辛い気持ちも、女性だって無関心な人はいると思います。そもそも、女性って身体の性別の事?それとも心?っていう視点もありますし。(そもそも、無性ですけど、何か?っていう層もいるし、その時々によって、という人もいる。)

ご時世的に一枚岩ですよ、と表明しなきゃ生きていけないのかもしれませんが、それってもう言論統制の域ではありませんか?

自由の国アメリカに端を発した問題だけど全然自由じゃない……。

 

ファンの皆さんがガッカリしてるのも、ガッカリするほど良いものに見えていたんだね!?という驚きっつーか、ちょっとそれは理想の押しつけでは……みたいな気持ちもあって、昨日から心が千々に乱れているのでとっ散らかった文章ですみません。

吐き出して少しだけスッキリしました。

しかし、去年のSMAP解散から、小室哲哉の報道に、ここにきてヘンリー。実生活は至って平穏なのにすごく疲弊しています。

何かを好きでいるってそれだけで大変。