shipper備忘録。プラスα

BL本や映画のレビューなど。モバイル機器や競馬も好きなのでそういう話題もあるかと思います。

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

 

ゴールデンウイークといってもまるまる休めるような身分でなく、ほどほどに休んで、ほどほどに働いています。

ざっと書き出してみると

  • 28日(土) 新宿RUIDO K4で「ユウヤヤバセ ~REWIND OF PAIN~」を観る。
  • 29日(日) 昼前からTOHOシネマズで「君の名前で僕を呼んで」を観る。終わり次第WINSで天皇賞(春)を見る。
  • 30日(月祝) 一日かけて「君の名前で僕を呼んで」原作本を読む。
  • 5月1日(火)~5月4日(金) 仕事
  • 5日(土) 「マンガ・アニメフェスタ in 小川町」埼玉伝統工芸館を見に行く(予定)
  • 6日(日) 食料品買い出し

という感じでしょうか。

あとは連休中は新刊の発売もほとんどなく、コミコミに注文してあるものも15日ごろまで来ないので、積ん読本をせっせと崩すことでしょうか。私はあまり読むのが早くなく、BLは漫画なら一冊40分ほど、小説だと2時間~3時間かかるので一生懸命読んでもなかなか減らないのが悩みの種です。

 

まず初日は久々のライブ。DuelJewelの解散ライブの時に彩景でりこさんも見に来ていたと知って、しばらくでりこさんの漫画を読めなかったです。もしかしたら近くにいて、ヘドバンの時に頭がぶつかっていたのかもしれない……とかなんとか余計なことを考えてしまっていました。作家さんとは距離があった方が(物理的にも心理的にも)よいです。

ameblo.jp

 29日の映画鑑賞、30日の原作本読破についてはすでにブログに書いています。

ちなみに天皇賞(春)ですが、2着シュヴァルグランを軸にレインボーラインを流していたので馬単は取りました。しかしチェスナットコートが来なかったので3連単は外しました。善戦はしていたので、今後も軸はアリかなと思います。クリンチャーは乗り替わりで評価下げてしまったのが悔やまれますが、全体的にはまぁまぁ堅い決着でした。サトノクロニクル、ソールインパクト、ガンコはもう少し頑張ってほしかったです。

blackteaxwhitecoconuts.hatenablog.com

君の名前で僕を呼んで マグノリアブックス

君の名前で僕を呼んで マグノリアブックス

 

 

5日のマンガ・アニメフェスタ in 小川町ですが、そんなに大規模な催しでは無さそうですが近場で入場料も安いので行きたいなと思っています。

5月13日までやっていますのでお近くの方は行かれてみてはいかがでしょうか。

www.saitamacraft.com

 

結婚してから以降は大型連休はだいたい同じような感じで過ごしていますが、実家にも帰らずまるまる読書だけして過ごしてみたいなぁというのがひそかな夢です。

何故か突然バグが……

こんばんは。花粉が落ち着いてきて薬を飲まずとも大丈夫そうだったので、今日は久しぶりに飲酒しました。

ちなみにビール党です。

皆さまご存知ですか? 飲み会で一杯目にビールを飲んでおくと、それ以上酒飲めコールをされないのですよ! 最初にお洒落ネーミングのカクテルを頼むと標的にされやすく、最初の一杯をビールにしておくだけで飲み会後半の日本酒・焼酎飲め飲めラッシュに声もかけられません。

まぁ最近はアルハラっていう言葉も徐々に浸透しつつあるので大丈夫かとは思いますが「酔い潰して……グヘヘ」みたいな目を向けられにくくなると、嫌な飲み会も多少は過ごしやすくなるかと思います。

 

……と、別にそういう話をしたかった訳ではなく、タイトルにあるように愛用のiPad mini4(サブ)が地味なバグを起こしてるのが気になって書きたくなってしまいました。

デジタル機器は好きでまぁまぁ購入しているんですが、初期不良などにはあまり当たった事がありません。今、iOS11.2なんですが、リリースされて少し経った頃にアップデートしています。

サブ機なので毎日使っている訳ではありませんが、でも前回使ったときは異常はありませんでした。

 これ。ドックの部分でchromeが二重になってしまっています。

f:id:blackteaxwhitecoconuts:20180503221808p:plain

手前になっているアイコンをタッチしたら動かせたのですが、ドックの重なりはそのまま、明るさ調節の隣に並ぶだけ。

試しにchromeを削除してみたらアイコンの重なりは解消されるも、ドックのアイコンがグレーがかっただけで直らなかったので、電源オフ後に再インストールしたら直りました。

リセットせずに直って良かったです。

初歩の初歩ですが、再起動は大事ですね。

 

 

「オタクな美坊主とイクメンアクター」淡路水

5月になっても気温差が激しいですね。

こんな天候のときはゴールデンウイークといえど家にこもって読書に励みたいものです。

さて今日は、子持ちBL好きとしてはぜひ紹介しておきたい、淡路水さんの「オタクな美坊主とイクメンアクター」です。 

読んだのは電子版で、紙の本は去年の12月発売だったみたいですが、電子では3月。ラルーナ文庫は後発のレーベルなので勝手に(電子化が)早いイメージがありましたが意外とあいていますね。でもちゃんと挿絵付なのでそこはありがたいです。

オタクな美坊主とイクメンアクター (ラルーナ文庫)

オタクな美坊主とイクメンアクター (ラルーナ文庫)

 

 

宝龍寺の僧侶、慈円は寺が経営する幼稚園の副園長。美形なのにディープな特撮オタクで人見知りのこじらせ童貞。
そんな慈円の前に、彼が愛してやまないシャインレンジャーのスーツアクター、朝日アツシが…。
転園してきたばかりの五歳児、真紘の父、幸人――しっかり者の真紘に叱られながら毎朝、ヨレヨレの姿で園に現れるあの怪しげな男が!?
はからずも幸人の正体を知った慈円は、ワケアリ親子と急速に親密になっていくが…。

 

 人見知りで童貞の美坊主、どこかで聞いた設定ですね。山本小鉄子さんの「お参りですよ」が好きな方には読んでみてほしいです。

それにプラスして特撮オタクという設定が効いています。5歳児とマジトーンで語り合ってしまうガチの特撮好き。言い寄られるものの、美形とオタクのギャップで勝手にガッカリされて一方的に別れを告げられてしまうという苦労がこじらせに繋がっているようでした。

加えて坊主という職業、幼稚園副園長というのも特撮オタとは相性がいいとは言えません。世の保護者はオタクに理解のない、平たく言えばオタクは犯罪者と同義だと思っている方も少なくないからです。全くもって誤解というか、報道などのイメージでしかありませんが。

そんな訳で隠れオタな慈円、新しく入園した男の子の父親が憧れのスーツアクター・朝日アツシだという事を一発で気づく出来事がありました。

ヒップラインがよくわかるぴっちりした革のパンツを穿いていた事です。

そう。尻のフォルムで気づいたのです。

(私もそれなりに追っかけ的な人生を送ってきましたが、顔出しもしていない好きなタレント(なりアイドル)の尻で本人と気づくかなぁ……。)

イラストも含めてコミカルで声を上げて笑ってしまいました。

この時点では特に慈円がゲイだとかの自覚はありませんが、尻への執着だけでもうフラグ立ちまくりですよね。現実世界ではタチもネコも互いに尻に魅力を感じているらしいですが、BLでは尻に興味を持つのはもっぱら攻ですから、ちょっと一瞬

「あれ?慈円って攻?」

と思いましたが、慈円は受です。

 

それからは激しい恋に落ちたというわけではなく、家族ぐるみで徐々に距離が近づいていくのですが、住職で幼稚園副園長という設定が生きていました。子持ちものとして、この距離の縮まり方というのは大事です。大体が特に大きな説明はなく「何故だか懐かれて」で終わってしまっていますから。

ただ惜しむらくは、幼稚園は”基本的に一日4時間”と預けられる時間が決まっている文科省管轄下の教育施設という前提があるので、幸人が仕事をしているシングルファーザーという事であれば、保育園という設定の方が自然だったかなというところですね。

しかしなんとも真紘くんが可愛くてですね。お父さんに「です・ます」調で説教するところがもう本当に可愛い。ちょっと将来の攻候補な感じもありますが、願わくばこのまま可愛くいてほしいなぁというのが個人的な希望です。

 

淡路水さんは初めて読みましたが、コミカルとシリアスがいい塩梅で、文章も平易で読みやすかったので他のご本も読みたいなと思いました。どうしても小説は作家買いになりがちなので広く読んでいきたいですね。

「君の名前で僕を呼んで」を観てきました。(原作本も読んだよ)

ゴールデンウイーク、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は前半につかのま帰省し、ついでにライブを観て映画を観てきました。

それがこちらです。

hlo.tohotheater.jp

たまたまライブを観に新宿へ行っており、駅構内のポスターに惹かれ翌日さっそく鑑賞へ。

最近映画鑑賞はとんとご無沙汰で前日に急遽見に行くことを決めたので原作を読むこともできず、前情報はほぼなし。

とりあえずキービジュアルから同性愛ものであるという事が分かっていた程度でした。

珍しくネタバレが含まれるので折りたたみます。

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「本日はお日柄もよく…」神戸ゆみや

たった今ブログを見に来たら月間のアクセス数が300ちょうどでした。更新頻度の低いこんなブログでも300も行くだなんて嬉しいです。のろのろとですが継続していけるように頑張ります。

 

さて、今回は初めて読む作家さん、初BLコミックスという神戸ゆみやさんです。

 

高校時代の恋人の結婚式に出た。それだけなら珍しいことでもないのだろうが、その相手は男――市川望だった。忘れようとしても忘れられない過去が夢にあらわれ、佐藤伊織は翻弄されることに……。

 

再会モノです。

試し読みした雰囲気は別れた恋人の未練とかしっとりと描かれているのかな、と思ったんですが、最後まで読んでみて一番印象に残っているのは雄っぱいでした。

高校時代はテニス部で、大学時代は不明だけれど、こんなにも受の雄っぱいバインになるのかやや疑問でしたがまぁ絵面としては楽しかったので良しとします。

表紙の雰囲気と本文の絵柄は少し違いますね。

表紙からはキレイ系の絵かなと思いましたが、本文はたなとさんなんかの雰囲気が少し近いでしょうか。少年漫画同人誌系で、描線も太いし「パソコンで小綺麗にまとめました!」という絵柄とは一線を画しています。作者名は忘れても絵柄で思い出せるタイプという感じ。

絵柄年齢的に高校生は合っていますね。回想シーンはすごく良かったです。高校生男子のアホさとサルみが出てて微笑ましかった。

ただ、別れて5年という事はまだ新任教師だと思うんですが、受の佐藤が準備室一人で使ってるらしきシーンとか部活の指導してるところとか赴任5年目くらいの雰囲気が出ちゃってて、設定が甘いなぁという気がします。

別れて5年、というのがキーワードだったんでしょうけど、赴任して2年目の部活の顧問もやっている教師が色恋にかまけていられるほど暇かなぁ……。いやまぁBLなんでモーレツ教師じゃなくてもいいけど、あんまり仕事がいい加減だと社会人として魅力に乏しい……。

全体を通しては面白かったんですけどね。最後はキャラクターと共犯者になったような気分になりました。

あと、この作品は地味に百合もあります。具体的に書いちゃうと思いっきりネタバレなのであるという事だけ。

 

そして将来的にはダブル偽装結婚になるのでは、と予想します。

「それは運命の恋だから」月村奎

 昔から変わらずずっと好きな作家さんが何人かいます。

そのうちの一人、というか「好きなBL小説家は?」と聞かれたらまず最初に名前を挙げるだろうというのが、月村奎さん。

そんな月村さんの新刊です。

それは運命の恋だから (ディアプラス文庫)

それは運命の恋だから (ディアプラス文庫)

 

 

社内ではクールを気取る拓海は、本当は恋愛小説みたいにドラマチックな恋に憧れている。しかし待っているだけでは素敵な出逢いもないまま年を重ねていくのみだと気付き、ゲイの恋活パーティーに参加。カップリングが成立した細谷と付き合うようになる。デートを重ねるほどに優しく紳士的な恋人に、幸せいっぱいの拓海だったが、実は細谷はゲイではなかったと知ってしまい…?大人のロマンチック・ロマンス。

 

 今まで手芸作家男子など乙女趣味でウジウジした受を何人も生み出している月村さんですが、今回はなんとロマンス小説愛好男子!

いやぁ、確かにおいそれとオープンにはしない趣味でしょうね。女性が「ロマンス小説が好きです」って言ってもちょっと構えてしまうかもしれない。個人的にはロマンス小説に限らず翻訳小説があまり得意ではないので(文体と世界観になじむまで時間がかかる)ロマンス小説の知識もなく、なんとなく「金髪でキラキラした王子様的なクサい台詞をはく白人とドレスを着た世間知らずの超美人な箱入り娘のお話がデフォルトなんだろうなー」という認識しかありません。でもきっとみんなそうだと思う。

しかし作中で触れられている筋を見ると、18世紀とか19世紀初頭が舞台の女性が社会進出する以前の奮闘や親子関係なども描かれているようで、そういうお話に男性が夢中になっても不思議なところはないと思います。手にするきっかけがむずかしそうですけど。

そんなドラマチックな物語を愛する隠れ乙男な拓海と、細谷のスローテンポな恋模様が心地良かったです。最初の婚活パーティーの誤解が長引かなかったのも良かった。二人以外に全く人間関係が広がっていないのであれば誤解をあとあとまでひきずるのも頷けるけど、第三者が介入すればあのタイミングがベストだなーと思いました。

最近の月村さんはきちんと致すところもお書きになるので、昔の朝チュン的な作風を知っている身としては些か照れてしまいますが、そこも含めて楽しく読めました。

月村さんというと受のウジウジ具合に注目してしまいがちですが、攻もなかなかどうして、偏執的なところがありますよね。今回は単純に溺愛系ですが、拓海に夢中でわりと周りが見えなくなっているところがあって「恋愛してるなー!」と思いました。

アラサー社会人カプでも、こういう恋愛のソワソワ感は大事です。

サブカプの北村×慎吾もいいですね。慎吾は健気と言えば健気だけど、自分に自信がないのかなという気もします。もうちょっと長く読みたかったです。開き直った北村はぜったい溺愛デレデレ攻になりそうで、何のオチもないイチャラブでも良いから読みたかった……。月村さんは商業誌以外の活動をされていないので、読める機会は巡ってこないだろうなとちょっと寂しいです。

今週のお題「 カバンの中身」

今週のお題「カバンの中身」

 

こんにちは。たまにはお題に参加でもしましょう。

とは言え、私のカバンの中身なぞ特に需要もないと思うので簡単に。

至って普通ですが、

  • 長財布
  • 小銭入れ(長財布とおそろい)
  • ふっかちゃんの折りたたみうちわ
  • イヤホン
  • 化粧ポーチ
  • ウェットティッシュ、ハンカチ
  • 虫除けスプレー、かゆみ止め(刺されやすいので一年中持っている)
  • お薬手帳、常備薬
  • ペンケース
  • タブレットスタンド
  • ペットボトルひっかけるやつ(Zeppで配布しているやつ)
  • エコバッグ
  • スマホAndroid

てな感じでしょうか。夏はこれに日焼け止め、汗拭きシートなんかが加わります。

あとは読書に必要なこれら。

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左からiPad mini4(iPhone SE)、Lenovo Xiaoxin、ブックカバーです。

言わずもがな読書用メインはiPad mini4ですね。漫画も小説もどちらにもちょうどいい。動画はほぼほぼ見ません。メインのスマホは別にあるので一日持ち歩いても充電切れになる事もなく、充電器やモバイルバッテリーは持ち歩いていません。

iPhone SEは電話としてではなく音楽プレーヤーとして使っています。radikoiPhone SEで聞きます。

サブのレノボはたまにしか使いません。充電後何日も放ってありましたがまだ52%充電が残っていました。相変わらず電池持ちは優秀です。

ブックカバーは他にも幾つか持っていますが、最近使っているのは写真のものが多いですね。一番上のはチキンラーメンひよこちゃん柄、その下が富岡製糸場(シルクで手触りが良い!)柄、一番下のリラックマのやつはノベルスサイズに自作したものです。ちょっと歪んでるけど使用上は問題なし。

ただノベルスサイズでも合わない微妙なサイズのSHY NOVELSも読むので、専用のサイズのものも作りたいところです。

 

ちなみにカバンはこれの色違いを使っています。軽くていい。

 今はリュックが流行りですが、斜めがけカバンが好きです。